こんばんは。
前回、カレーの歴史を学ぶ中で、日本独自の”欧風カレー”の成り立ちについて考えてきました。

そこで今回は、スパイスカレーの骨格を持ちながら、日本のカレーの要素も取り入れたカレーにしたいなと思い試してみました。

キーワードは「出汁」と「とろみ」。

今回の目的

日本のカレーのとろみは、小麦粉を使ったルーによるもの。
このとろみをスパイスカレーに取り入れてみたい。

そしてもうひとつ、以前から試してみたかった出汁を今回加えることにしました。
鶏肉と大根の煮物を作るときに使った調味料(酒・みりん・醤油・砂糖・生姜)を組み合わせてみました。

👉 スパイスカレーに「出汁×和の調味料×とろみ」を加えたらどうなるのか?

材料

基本材料

  • 玉ねぎ:300g
  • 鶏肉:200g
  • 油:25ml
  • にんにく:5g
  • しょうが:5g
  • トマト缶:200ml

ホールスパイス

  • チリ:1つ
  • カルダモン:3つ
  • ブラウンマスタード:1g

カルダモンとブラウンマスタードはこちら。

シードスパイス

  • クミン:2g
  • コリアンダー:1g

パウダースパイス

  • クミン:1g
  • コリアンダー:1g
  • ターメリック:1g
  • カルダモン:0.5g
  • チリ:0.5g
  • 塩:2g

ベース

  • 鰹だし:400ml(今回は味の素 本だし)
  • 酒:10ml
  • みりん:20ml
  • 醤油:15ml
  • 砂糖:小さじ1
  • 生姜:5g
  • 水溶き小麦粉:小麦粉 小さじ2/水 50ml

今回使った出汁のもとはこちらです。

調理工程

今回は大きく2つのフェーズに分けて進めました。

① マサラを作る(いつも通り)

  1. ホールスパイスをテンパリング
  2. 玉ねぎをしっかり炒める
  3. トマト缶を加えて水分を飛ばす
  4. パウダースパイスを練り込む

② 出汁ベースを作る(今回の新しい試み)

  1. 出汁を取る
  2. 酒・みりん・醤油・砂糖・おろし生姜を加える
  3. 香りづけにパウダースパイスを追加(クミン・コリアンダー・カルダモン)
  4. 煮立たせる
  5. マサラを加えて合わせる
  6. 水溶き小麦粉でとろみをつける
  7. 表面を焼いた鶏肉を加え、10分ほど煮込む

結果

今までで一番美味しいカレーになりました。

良かった点

  • 出汁の香りがふわっと感じられる
  • ホールスパイスが口の中で弾ける瞬間が楽しい
  • とろみがついてご飯との相性が良い

⚠️ 気になった点

  • 全体的にやや重さを感じる
  • トマトの酸味・風味が少し強いかもしれない
  • 出汁は香るが、主張は控えめ(もう少し前に出てきてほしい)
  • ブラウンマスタードに当たることが多い → 次回は量を減らしてみる

結論

「出汁×スパイス」の方向性は、確実に私の好みです。
一方で、目指したい味の全体像はまだ掴めていないというのが正直なところ。出汁やとろみという要素は気に入っているけれど、「このカレーを作りたい」という軸がまだない状態です。

まずはバランスを整えながら、自分の好きな味を探っていこうと思います。

次回の課題は、

  • トマトの量を調整してマサラを軽くする
  • 玉ねぎの炒め具合も軽くする
  • だしの量や種類を変えて主張を強める
  • ブラウンマスタードを少し減らす

あたりを試してみようと思います。

スパイスカレーの定義やカレーの歴史を勉強したおかげで、少し方向性が見えてきました。
日本のカレーらしさを残したスパイスカレーを目指して研究していきます。

スパイスをまとめて揃えたい方へ。私もここで購入しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。