煮込む?焼く?ムニエル?フィッシュカレーを3パターン試してみた

今回は、フィッシュカレーの方向性を探るため、魚の調理方法を変えて3種類のカレーを試作しました。

使った魚は、サワラ・タラ・鯛の3種類。

ただ、今回比べたかったのは魚の種類そのものというより、魚をどのように調理して、カレーと合わせるかという部分です。

試したのは、

① 魚をカレーと一緒に煮込む
② 魚をムニエルにして、後からカレーに乗せる
③ 魚をスパイスでマリネして焼き、後からカレーに乗せる

という3パターンです。

①魚をカレーと一緒に煮込む

ひとつ目は、サワラを使い、魚をカレーと一緒に煮込むスタイル。

魚をヨーグルトとスパイスでマリネしてから、カレーと一緒に煮込みました。

スパイスも多めに使い、南インドのフィッシュカレーをイメージした一皿です。

魚の旨味がカレー全体に溶け込み、スパイスの香りもしっかり感じられる仕上がりになりました。

魚とカレーが一体になったような味わいは良かったのですが、少し重たく感じる部分も。

魚そのものの存在感を残しながら、もう少し軽やかに食べられる方法も試してみたいと思いました。

②ムニエルにして後から乗せる

ふたつ目は、タラを使い、魚をカレーとは別に調理して、後から乗せるスタイル。

今回は、タラをムニエルにしてみました。

魚を別で焼くことで、魚そのものの食感や香ばしさを残せるのではないかと思ったからです。

実際に食べてみると、ムニエルならではの香ばしさや食感は楽しめました。

ただ、バターなどの風味も加わることで、少しこってりした印象に。

また、ムニエル単体では美味しいものの、カレーと合わせて食べると、それぞれが別々に主張しているような印象になりました。

カレーとムニエルがうまく馴染まず、カレーとムニエルを一皿に盛り合わせたような仕上がりになってしまったのが、今回の大きな課題でした。

③スパイスでマリネして焼き、後から乗せる

3つ目は、鯛を使ったスタイル。

魚をカレーとは別に調理し、最後に乗せますが、今回はムニエルではなく、スパイスでマリネしてから焼く方法を試してみました。

スパイスは基本的なものを中心に使い、トマトは控えめに。

カレーは基本的なスパイスを中心に使い、トマトは控えめに。

イメージしたのは、ココナッツミルクのまろやかさを活かした、モリーソースのような優しい味わいのフィッシュカレーです。

実際に食べてみると、魚をカレーと一緒に煮込むのではなく、後から乗せることで、鯛そのものの存在感がしっかり残りました。

ムニエルのようにバターの風味が強くないため、カレーとの一体感もあり、ココナッツミルクのコクとスパイスの香りもバランスよく感じられました。

今回試した3種類の中では、一番目指していたフィッシュカレーに近い仕上がりです。

一方で、もう少し爽やかさを加えたいことと、トマトの酸味をほんの少し効かせたいという課題も見えてきました。

3種類を食べ比べてみて

3種類を試作してみて、今回一番美味しいと感じたのは、鯛を使ったパターン③でした。

魚をカレーと一緒に煮込む①は、魚の旨味がカレー全体に溶け込む一方で、少し重たい印象に。

②のムニエルは魚の香ばしさや食感は楽しめましたが、カレーとの一体感が出にくく、別々の料理を一皿に盛ったような仕上がりになりました。

それに対して③は、魚をスパイスでマリネして焼くことで、魚の存在感を残しながら、カレーとも自然に馴染みました。

そして、魚に鯛を使ったのも良かったです。

魚の旨味、ココナッツミルクのまろやかさ、スパイスの香りがバランスよくまとまり、3種類の中では一番「また食べたい」と思える味でした。

今回の試作を通して、魚の種類だけでなく、魚をどのように調理してカレーと合わせるかによって、仕上がりが大きく変わることも分かりました。

現時点では、鯛×スパイスでマリネして焼くスタイルをベースに、もう少し爽やかさを加えたり、トマトの酸味を調整したりしながら、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。

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夜な夜なスパイスカレーを研究し、開業を目指すブログ

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